「農作業に疑惑の目」
ふとした時に感じていた甘くフルーティーな秋の香り、金木犀のいい匂いもいつの間にかしなくなり、
枯れ葉舞う道に、冬の気配を感じるこの季節。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
「THE WORLD」の風景も、春夏秋冬全く違うものです。秋の山々は、赤や黄色、オレンジ、黄金色と、色とりどりの衣装をまとい、動物の毛も冬の寒さに備え下毛が密集し、防寒服に生まれ変わります。
そしてヒグマは冬眠の準備期間に入ります。体重の30%近くを脂肪として蓄えなければならないので、一日8時間も食べ続ける時があります。冬眠用の巣穴の準備も忙しく、彼らの生存にとって最も重要な時期です。
人間である私たちにも沢山の冬支度が待っています。衣替えにはじまり、灯油や薪などの暖房燃料の確保、暖房器具の点検整備、雪かき用具の準備、車には冬用タイヤを。
今月末の農地仕舞いを前に、先月の「THE WORLD」では収穫作業がピークを迎えておりました。百聞は一見にしかず!大自然の力を侮るなかれ!人間並みに成長したヤーコンの収穫作業。動画、貼り付けておきますね。
そういえば、私たち姉妹に疑惑の目が向けられはじめているのです。
「本当は農作業やってないんじゃないの?全然日焼けしてないじゃん。」
そこで一言、この場をお借りして言わせて頂きたい。
日焼け対策の前に、ブヨ、ハチ、アブ、その他諸々から身を守るため、ほぼ目しか出しておりません。ほんの小さな隙間からブヨなどに刺されてしまうため、帽子の上にはネットも被り完全防備しております。
作業が終われば全身ビショ濡れ。長靴の中にはジャブジャブと音がするくらい汗が溜まり、手袋の中の綺麗なネイルもすぐに剥がれてきます。よって夏場はどんなに食べても太らなくなりました。わ〜いっ♫と喜んでいる場合ではないのですが…今は圃場の整備が大事。来年から試験的に、障がいのある人たちをお迎えするにあたり、最もしょっぱいフェーズは圃場主である私たちの責任においてやり切る必要があります。
どういうわけか?怪しく見えてしまう姉妹なようですが、何のためにこれをやっているのか?という問いを常に意識しつつ、これからも、初心を忘れず精進していく所存です。
ではまた次回のレポートまで、皆さまお元気で!
一般社団法人Arts and Creative Mind 代表理事 杉本志乃
理事 萩中華世
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