あまりに早すぎる旅立ちに、これからまだ何十年も生きるはずだったのに、もっともっと色んなことができたのに、そう思うと辛く悲しい気持ちでいっぱいです。

石川さんとは、野外BBQをご一緒したり、２年前の展覧会にはお客様を連れてご来場くださったり、活動を応援して頂きました。去年の夏、石川さんに、「志乃さんも絶対受けた方がいいって！」と言われ、大腸癌の検査に行きました。結果、初期の大腸癌が発見され、おかげさまで内視鏡手術で完治しましたが、もし数年放置していたら…と考えると、石川さんは命の恩人とも言えます。

「人生は、自分が思うほど長くはない。」
生き急いでいるように見える私たちですが、「今日も完全燃焼しようね！」といつも妹と言い合っています。父は、４１歳の若さで朝元気に仕事場へ行き、夜には亡骸になって戻って来ました。私たちの、決して忘れることの出来ない、幼少期の原風景です。

どんな悲しみも力に変えられるように、残りの人生ぶっちぎりで生きる。
生きられなかった人たちの分もです。

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