私はこの事件を「一人の加害者の異常性」
だけで語ることには、ずっと違和感があります。
もちろん、犯した罪が許されることはありません。
でも、この事件はそれだけでは終われない。
障がい福祉の現場で何が起きていたのか?
働く人たちは、どんな環境に置かれていたのか?
子供を預けている家族と施設の関係性は?
家族はどんな思いで長年子供たちの生活を、
この施設に委ねてきたのか?
そして、国の制度は本当に現場を支えられていたのか?
そこまで見つめなければ、この事件の本質は見えてこない。
私たちは、悲惨な事件を消費するのではなく、
二度と繰り返さない社会をつくるために、
考え続けなければならない。
今日は、そのことを改めて胸に刻みたいと思います。

