京都市の京セラ美術館で開催中の「村上隆 もののけ 京都」展より

「スーパーフラット」を提唱し、世界の現代アートシーンに巨大なインパクトを与えてきた村上隆の国内で約8年ぶりとなる大規模個展に行きました。

東日本大地震以来、「アートは被災地を救うか」という問いを投げかけ続け、支援活動に熱心に取り組んできた彼に、人としての成長やスケールアップした様が作品から伝わってきました。

過去〜現代において、脈々と受け継がれてきた人間の営みや思いの上に生きている私たちは、まるでこの世界は一つだけと考えがちだが、実は、この世は三層で出来ている。

-死者の世界
-もののけの世界
-そして今私たちがいる目に見える世界

その三つの世界が交差し混ざり合う瞬間がある。
京都はそんな街で、歴史を知ると益々腑に落ちる。

黄昏れ時の京都を歩けば異次元に迷い込んでしまうかも。
桜は散ってしまったので、次回は秋の京都におこしやすぅ〜

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